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随心学
2001年、鉄条網の中で開かれた「G8主要先進国首脳会議」(サミット)はその象徴であり、世界で貧困や環境問題に取り組むNGO団体(「反グローバル派」)の抗議闘争として現れた。マスコミが命名した「反グローバル派」というのは、ドイツの「ネオ?ナチ」に代表されるような外国人労働者排斥運動やヨーロッパ諸国の国家主義者や民族主義者ではなく、「先進国の先進国による先進国のための国際秩序」でなく、地球規模の環境破壊をくい止め、南北格差を是正する「新しい国際秩序?人類共同体」を目指しているグローバリズムなのである。