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随心学


 1990年代に入り、政府規制の緩和と並んで地方分権の要請が高まった。その背景には、公共事業につかわれた建設国債や赤字国債が累積、「地方交付税制度」の国庫負担が国の財政危機をもたらしていることと無縁ではない。つまり、「金のかからない政治」を目指した行財政改革の一環として地方分権の推進がうたわれたとも言えるだろう。